溝切り完了

溝切り(作溝)は水管理しやすい圃場づくりのために行う作業工程です。田面に何本か溝をつくり、各溝を排水口に繋げます。

私たちの田んぼでは、概ね10条おきに幅15㎝、深さ15㎝程度の溝を溝掘り機を使って掘り進めます。溝切りをすることで排水と入水がスムーズになり、水のたまりやすい凹んだ部分も水がぬけやすくなります。稲刈り時のコンバインも操作性は向上します。

溝切り機に乗りながら稲の生育状況や病害虫やヒエの有無も確認しています。

梅雨に入りました

連日雨が降ります。
移植後23日の稲体です。

分けつ(稲の根元から新しい茎が出て、枝分れをしているような状態)具合が気になるところ。一般に1株20本程度で分けつは止まりますが、雄山農園は良質なお米を作るため1株18本の分けつに留めて成長させます。

一般には、一本の穂から70~100粒の米が獲れます。そうすると、少なく見積もっても1株およそ1,000粒以上の籾をつけます。つまり一粒の種もみから1,000粒の収穫が見込めるということです。この計算でいくと、二年目は100万粒、三年目は10億粒にまで増えます。気が遠くなるような数字です。お米は人類にとって本当にありがたい穀物ですね。

田植え2

今日も田植えです。
天気は下り坂。雨が降る前に今日の作業は完了しました。田植えは雨天でも問題なくできますが、やはり晴れている方が気分は好いですね(#^^#)

今年の田植えも大きなトラブルもなく順調に終わりました。
お疲れさまでした!